全国鉄筋工事業協会(全鉄筋)は、第2回全国鉄筋技能大会(TETSU-1 GRANDPRIX)を25日に千葉市の幕張メッセ国際展示場で開催する。北海道から沖縄まで各地区を代表する精鋭37人が出場。現場で培った技能を競い合い、日本一の鉄筋工を選ぶ。
大会は、15年10月に富士教育訓練センター(静岡県富士宮市)で行われた第1回に続くもので、国土交通省、建設業振興基金、建設産業専門団体連合会、富士教育訓練センターなどが後援する。24~26日の3日間の日程で開催される鉄筋業界の博覧会「鉄筋EXPO」内に設ける特設会場で熱戦が繰り広げられる。
鉄筋工が腕を競うことで自分のレベルを再確認することを狙いとする大会で、技能向上と専門工事業全体の活性化につなげたいとの願いを込めて企画された。実行委員長を務める館岡正一全鉄筋副会長は「ぜひ幕張メッセに多くの方にご来場いただきたい。鉄筋工事の仕事への理解を深め、選手を激励してほしい」と呼び掛けている。
同日は、午前10時10分から開会式が行われ、午前の前半組と午後の後半組に分かれて競技を展開。床面を基礎捨てコンクリート上端と仮定し、「鉄筋組立て用図面」に示す基礎、柱、梁の取り合い部の鉄筋組み立て作業を標準時間80分の中で競う。打ち切り時間は100分。競技規定に基づく採点を行い、順位を決める。
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