大学で経済学を専攻し、大きな災害が社会経済に及ぼす影響を研究した。それがきっかけとなり、就職先には金融機関や社会インフラ系の企業を志望。初めて東日本建設業保証の存在を知った。「金融機関と社会インフラ両方の要素を備えていると思った。採用担当者がとても親身だったことも大きい」と当時を振り返る。
2009年に入社してから6年間、埼玉、長野の各支店に勤務。前払金保証業務の窓口担当として保証証書の発行や前払金の使途審査などに従事しつつ、先輩社員に同行しながら営業活動も経験した。建設現場で働く人たちとやりとりを重ね、自分なりに建設業という仕事への理解を深めていった。現場を訪問する機会もあるが、とてもきれいだったことに感動した。
本社業務部で冊子作成などに携わり、節目となる入社10年目に愛知支店へ。大手企業の保証手続きも任されるようになった。現在は本社経理部で各支店の経理チェックや問い合わせなどに当たる。
苦い失敗もある。「経験を重ねてくると『自分なりにこうだ』という思い込みも強くなり、お客さまとの間に大きな理解の相違や溝が生じたこともあった」。そのため後輩には経験も大切にしつつ、初心を忘れない丁寧な仕事の大切さを繰り返し伝えている。
趣味はベリーダンス。休日は仲間と一緒に充実した汗を流す。
(かねこ・なお)
source https://www.decn.co.jp/?p=150429
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