2023年2月20日月曜日

JIA/新人賞に畑友洋氏、千葉元生氏と山道拓人氏を選定

日本建築家協会(JIA、佐藤尚巳会長)は、新進若手建築家を顕彰する第34回「JIA新人賞」の受賞者を決めた。「甲陽園の家」(兵庫県西宮市)を手掛けた畑友洋建築設計事務所の畑友洋氏と、「BONUS TRACK」(東京都世田谷区)を設計したツバメアーキテクツの千葉元生氏と山道拓人氏を選んだ。
甲陽園の家は2枚を一組にした単板積層材(LVL)材による小さなピースを組み合わせた組木アーチを取り入れ、伸びやかな空間を生み出した。BONUS TRACKは地下化した線路跡地で、路地をつくるように店舗兼住宅や商業施設を配置。手を加えられる雰囲気をあえて残し、入居者自身が手を加え続け街を育てていく在り方を目指した。
2017~21年の5カ年に日本国内で竣工した建築作品が対象。審査委員は高橋晶子(武蔵野美術大学教授、ワークステーション共同主催)、難波和彦(難波和彦・界工作舎代表)、原田真宏(芝浦工業大学建築学部建築学科教授、MOUNT FUJI ARCHITECTS STUDIO主宰)の3氏が務めた。

甲陽園の家(報道発表資料から)
BONUS TRACK((c)山岸剛)
source https://www.decn.co.jp/

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