2018年3月15日木曜日

【自治体・団体の構想・計画策定支援】スポーツ庁、〝稼げる〟スタジアムモデル事業者募集開始

大阪府吹田市にある「パナソニックスタジアム吹田」。
〝稼げる〟スポーツ施設の一つとして、今後の展開が期待されている
スポーツ庁は、数千~数万人を収容できる多機能型・複合型のスタジアムやアリーナを官民連携で整備するモデル事業者の募集を始めた。対象は地方自治体や法人格団体。収益施設を併設したり、スポーツ以外のイベントも常時開催できたりする「稼げる」施設の整備を条件に、18年度の委託事業として事業構想・計画の策定を支援する。

 今回はモデル事業を創設した17年度に続き、18年度第1期の「スタジアム・アリーナ改革推進事業先進事例形成支援」として実施。3件のモデル事業と事業者を選ぶ。委託経費は1件当たり約12百万円。

 モデル事業者の選定では、まず企画提案書の提出を4月13日まで受け付ける。同月中に審査した後、1カ月以内にすべての提案者に選定結果を伝える。今春に契約を結ぶ。契約期間は19年1月31日まで。

 モデル事業者への応募条件として、地元のプロスポーツチームや金融機関などを巻き込んだ地域単位での官民連携推進体制が整っていることも求めている。

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