2018年3月23日金曜日

【倉本聰氏がデザイン監修】新富良野プリンスにレストラン開業へ

 新富良野プリンスホテル(北海道富良野市、西藤誠総支配人)は5月28日、ホテル敷地内にレストラン「ル・ゴロワフラノ」を開業する。

 富良野を舞台にしたテレビドラマ「北の国から」の脚本などで知られる作家の倉本聰氏が「理想のレストラン」を目指し、店舗デザインとメニューの監修、店舗の命名とロゴデザインを手掛けた。建物は周囲の自然に溶け込むように木材を多用したデザインとする。

 設計は竹端建築設計室(札幌市白石区)、施工はイワクラホーム(同豊平区)が担当。事業費は1億円を見込む。

 ル・ゴロワフラノは倉本氏が提唱する、自分の知恵で生みだすことの面白さや楽しさを味わう「創」の思想に基づいて創設するレストラン。

 外観は森との共存を重視し、やわらかな曲線を取り入れる。店内は木のぬくもりが感じられるデザインとした。規模は平屋142平方メートル。35席(ホール17席、個室14席、カウンター4席)を設ける。

 同ホテルは1988年12月に開業し、今年で30周年を迎える。ホテル内には倉本氏のドラマの世界観が楽しめる英国風庭園「風のガーデン」や開業当時の富良野駅舎を再現した「富良野・ドラマ館」、倉本氏監修の飲食店「SohsBAR」や「珈琲森の時計」などを整備してきた。

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