2003年頃の国立駅南口。 街のシンボルとして市民に親しまれていた |
建設地はJR国立駅南口の隣接地で、旧駅舎があった場所(東1の1の69ほか、事業面積648平方メートル)。復元では市がJR東日本から引き渡され保管している部材や保有資料を使い、開業当時の姿をよみがえらせる。
高さは12・42メートルとなる。完成後は観光案内所や展示・多目的スペースとして活用する。
旧駅舎は1926年に竣工。箱根土地(現プリンスホテル)が建設し、当時の鉄道省に寄付した。明治~大正期の建築物に多く見られた「キングポストトラス」と呼ばれる構造技法が使われており、市の有形文化財に指定されていた。JR中央線の高架化に伴い、2006年に解体された。
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