2018年3月29日木曜日

【8月までに事業者選定へ】愛知県豊橋市、新アリーナ建設・運営事業提案募集

新アリーナの配置イメージ
(豊橋新アリーナ構想調査報告書より)
愛知県豊橋市は「新アリーナ建設・運営に関する民間提案」の募集要項を発表した。参加申請・提案書類を5月14日から6月29日まで受け付ける。審査・ヒアリングを7月に実施。8月に事業者を選定する。

 参加できるのは、提案事業を遂行できる信用力、資力がある法人または複数法人による連合体。応募者または連合体参加の法人、協力企業のいずれかが、過去10年間に2000席以上のアリーナなどの設計・建設・運営にそれぞれ携わった実績があることなどが条件。

 今橋町4の豊橋公園内芝生広場に市のシンボルとなるスポーツ施設を建設・運営する。建築面積は7500平方メートル以内。可動、固定合わせて5000席以上を備える。男子プロバスケットボールBリーグ「三遠プロフェニックス」の本拠地となる予定で、同リーグB1ライセンスに準拠した規模、設備とする。

アリーナ内部の完成イメージ
(豊橋新アリーナ構想調査報告書より)
新アリーナのコンセプトは▽プロスポーツやコンサート、展示会などを「観る」「楽しむ」ことができるエンターテインメント性▽まちなかのにぎわい拠点として「集客」「収益」可能な施設▽立地場所に適した「外観」「ランドスケープ」▽民間事業者のノウハウ、資金力を最大限活用-の4点。

 供用開始は21年9月。建設後は市が所有し、民間事業者が指定管理者として30年間、管理運営する。土地は市が無償で提供する。

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