2018年3月19日月曜日

【コンセッション方式の導入視野に】新国立競技場、JSCが運営管理民間事業化支援業務発注

新国立競技場の建設現場(ⓒJSC)
日本スポーツ振興センター(JSC)は、「新国立競技場の運営管理に係る民間事業化に向けたアドバイザリー業務」の委託先を決める企画競争の手続きを開始した。

 30日に申請書、4月27日に企画提案書の提出を締め切る。外部有識者の意見を参考に優先交渉権者を選定し、5月下旬ごろ審査結果を各参加者に通知する。

 JSCは2020年東京五輪のメイン会場となる新国立競技場(新宿区ほか)について、大会後の運営・管理事業に民間活力を導入する方向。計画の具体化に向け、民間事業者へのヒアリング、ヒアリングを踏まえた検討成果の見直し、実施方針素案の作成、プロジェクトマネジメントなどに関わる支援業務を委託する。契約期間は19年3月31日まで。

 新国立の運営・管理を民間に任せるための事業手法は19年内をめどに取りまとめる。コンセッション(公共施設等運営権)方式の導入などを想定している。

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