ホーチミン市では、13年に政府が決定した20年までの「ホーチミン市交通システム開発計画」に基づき、都市鉄道8路線の整備が計画されている。
同市によると、日本の政府開発援助(ODA)を利用してベンタイン・スオイティエン間で建設中の1号線は、20年までの完成を予定している。ODAと市の予算を合わせた事業費は47.3兆ドン。
17年にはビンズオン、ドンナイ両省への1号線延伸計画について日本政府が調査を行った。提案では、スオイティエン駅の北2km先に駅をつくり、両省へ続く延伸部を建設するとしている。
都市鉄道整備に関連し、ホーチミン市人民委員会はベンタイン駅地下に商業施設を建設する計画の正式な申請を首相に送っている。ベンタインとタンキエンを結ぶ3A号線については、国際協力機構(JICA)の支援で準備調査が完了しており、今後は投資計画などの調査に進む予定だ。同市人民委員会は、引き続き日本政府にODAと技術支援を要請していくとしている。
(セイ・ズン、3月10日)
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