東京都千代田区の富士見二丁目3番街区市街地再開発準備組合が計画する事業のスケジュールが明らかになった。今夏にも本組合設立の認可を申請する。手続きが順調に進めば、2024年度に権利変換計画の認可を得て着工。総延べ約4・6万平方メートルの規模となる再開発ビルは29年度の完成を見込む。
計画地は飯田橋駅西口に近い富士見2の3。早稲田通りと大神宮通りに面する約0・5ヘクタールの敷地を開発する。老朽化した木造建物が多く、防災面に課題を抱える。昨年10月に区が再開発事業を都市計画決定した。
事業では敷地をAとBの2地区に分け1棟ずつ再開発ビルを整備する。都市計画決定時の計画によると、Aは延べ4万5000平方メートル、高さ約130メートルの規模。オフィスや住宅、店舗を設ける。Bにはオフィスが入る延べ1200平方メートル、高さ約40メートルのビルを建設する。通り沿いには広場を設け憩いの空間にする。
準備組合は14年6月に発足した。前田建設が事業協力者として参画している。本組合の設立後は住友不動産が参加組合員に加わる予定になっている。
同地区の北側にある飯田橋駅中央地区(飯田橋4、富士見2)でも再開発準備組合が活動する。年度内にも都市計画手続きに入る見通しで、23年度の本組合設立を目指している。
source https://www.decn.co.jp/?p=149973
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