2024年12月16日月曜日

山梨市、長大ら/社会課題解決へ連携、量子などデジタル技術活用

 長大は山梨県山梨市と、量子などのデジタル技術による社会課題の解決に向け連携する。長大は量子コンピューターで社会課題の解決策や優先順位を導き出して都市全体を最適化する「クオンタムシティ」を構想している。山梨市での取り組みは初弾案件。研究開発や人材育成と組み合わせて地域産業を活性化し、世界への技術輸出を見据えた近未来都市のモデルケースを構築していく。
 両者にデジタル技術導入コンサルティングで強みを持つQテクノロジー(山口県周南市、岡本大社長)を加えた3者が13日、「デジタルを活用した地域活性化に関する包括連携協定」を締結した。▽デジタルを活用した地域活性化▽量子やAIなどによる防・減災の強化とIT教育促進▽空飛ぶクルマなど次世代モビリティ研究▽IT企業などの拠点整備-などで協力する。
 同日に山梨市役所で締結式を開き、高木晴雄山梨市長と長大の野本昌弘社長、岡本社長が協定書を取り交わした。
 野本社長は「長大は山梨県で多くの社会インフラに携わってきた。地域活性化や防災など待ったなしの課題を解決するために、私たちの技術を活用できると思う。魅力あるまちづくりに貢献したい」と話した。岡本社長は「山梨市が世界一の先端都市となるように頑張る」と意気込んだ。高木市長は「先端技術で世の中が大きく動いている。山梨市は時代に先駆けて動きたい」と語った。




from 企業・経営 – 日刊建設工業新聞 https://www.decn.co.jp/?p=169820
via 日刊建設工業新聞

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