パシフィックコンサルタンツは人事制度改革に乗り出す。社員の役割に応じて給与水準を決める「役職等級制度」の導入も含め検討段階で、2025年10月以降に順次実施する。検討課題に挙がっている役職等級制度は役割を明確化し、年齢に関係なくポストに見合った報酬にすることで、社員がより高いパフォーマンスを発揮できるようにするイメージだ。実現すれば従来型の年功序列から大きく変革することになる。社員の意見も聞きながら、慎重に判断するとみられる。
大本修社長が4日、日刊建設工業新聞社らの取材に応じ、明らかにした。大本社長は「イノベーションの実現には多様性が求められる。年功序列で頑張っても頑張らなくてもほどほど(の報酬)では将来に希望を見いだせない人もいる。若い人は(役職等級制度の方が)納得感があると思う」と検討の背景を説明した。
「従業員と意見交換し、丁寧にやっていかなければいけない」と強調。仮に導入する場合は「定年を過ぎたら(報酬を)下げるのではなく、パフォーマンスに応じた報酬に変えていく。入社何年ではなく、役職や役割に応じて報酬が決まる」とのイメージを話した。
from 企業・経営 – 日刊建設工業新聞 https://www.decn.co.jp/?p=169506
via 日刊建設工業新聞
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