2017年11月9日木曜日

【ケン・コーポが複合施設整備へ】MM21地区60・61街区に2万人収容の音楽専用アリーナ

 横浜市は8日、西区のみなとみらい21(MM21)地区60・61街区の進出事業者を、公募によりケン・コーポレーションに決定したと発表した。

 2万人を収容する国内最大級の音楽専用アリーナとホテル棟、オフィス棟など総延べ6・7万平方メートル規模の複合施設を建設する計画。19年6月にも着工し、21年度の竣工を目指す。設計・施工者などは未定としている。

 所在地は西区みなとみらい6の2の1ほか。対象面積は60・61街区の一部区画3万0247平方メートル。処分方法は土地売却で、今後基本計画協議などを進めながら土地売買契約を締結する。

 ケン・コーポレーションの提案によると、音楽専用アリーナは5階建て延べ3万3055平方メートル、高さ40メートル。1階をステージ、客席、駐車場、2~5階を客席にする。ホテル棟は21階建て延べ1万9232平方メートル、高さ90メートル。1階がレセプション、2階がレストラン、3階がバンケット、4~20階が客室、21階がラウンジとなる。オフィス棟は20階建て延べ1万4352平方メートル、高さ90メートル。1階がロビーで2~20階が賃貸オフィス。このほかに展示施設棟(2階建て延べ530平方メートル、高さ14メートル。1階が展示室と事務室、2階が展示室)を設ける。

 横浜市は1月に60・61・62街区、5月に53街区の進出事業者を公募し、選定を進めていた。60・61・62街区には3者から提案があり、60・61街区の一部についてケン・コーポレーションの提案に決定した。53街区は提案はあったものの事業者の決定には至らなかった。市はできる限り早期に62街区と53街区の進出事業者を再公募するとしている。

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