2018年3月6日火曜日

【どうなる新球場建設】日ハム・竹田憲宗球団社長が北海道知事に支援要請

 プロ野球・北海道日本ハムファイターズの竹田憲宗社長は2日、札幌市中央区の北海道庁本庁舎を訪れ、高橋はるみ知事に新球場となるボールパーク建設構想への支援を求めた。

 竹田社長は、札幌市と北広島市に絞られる建設候補地について「今月末までに一定の方向を示す」とした上で、「いずれかに新球場を建設することへの理解と、建設と運営が円滑に進むように支援してほしい」と要請した。

 ボールパークの建設を巡っては、札幌市と北広島市が建設地に立候補しており、球団側は札幌市の「道立真駒内公園」と北広島市の「きたひろしま総合運動公園」に絞り、検討を進めている。

 この日は札幌市、北広島市それぞれに、建設地に決まった場合の支援を要請。札幌市には道立真駒内公園の使用許可や公園使用料の減免、公園内の屋外競技場の解体と解体費用の負担などを求めた。

北海道日本ハムファイターズが公表した新球場のイメージ
北広島市には、新球場周辺の既存道路の拡幅や新設アクセス道路の整備、新駅設置に受けたJR北海道や国に対する要請・支援、市街化区域への編入などの都市計画変更手続きなどへの支援を盛り込んだ。

 要請を受けた高橋知事は「球団がよりよい判断をしてもらえるよう、要請項目に沿ってできる限りの支援をしていきたい」と述べた。

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