ダムの専門家やマニアが一堂に会し、ダムの魅力を語り合う「with Dam★Night 2018」が8日、東京都中央区の月島社会教育会館で開かれた。
ダム工学会が2010年から毎年主催しているイベント。今年は「ダムツーリズム」をテーマに、国土交通省や土木研究所の各担当者、一般のダムマニアら計5人が聴衆計130人にダム観光の楽しみ方を披露した。
日本ダム協会のダムマイスターに任命されている星野夕陽さんは「今見るべきダムベスト22」を紹介。1位には1回限りの貴重さという理由から、自然調節のゲートレス洪水吐きを採用する建設中のダムで行われる試験湛水を挙げた。
イベントの最後にあいさつしたダム工学会の田代民治会長は、技術者としてダムの施工に携わってきた経験を踏まえ「(ダムの建設は)自然を相手に仕事をすることが醍醐味(だいごみ)だ。皆さんにも自然と調和したダムを見て感じていただきたい」と述べた。
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