中村産業学園(福岡市東区)は、福岡市東区の九州産業大学キャンパス内に計画している「創立60周年記念アリーナ(仮称)」の新築工事の施工者を竹中工務店に決めた。
規模はS一部RC造3階建て延べ約1万7500平方メートル。7月上旬に着工し20年2月の完成を目指す。
20年に創立60周年を迎える同大学の記念事業の一環として建設する。施設のデザインコンセプトは「地域に根ざし、成長し続け、交流をはぐくむ学美(まなび)の丘の大樹アリーナ」。収容人員は約5000人でスポーツのほか、入学式や学位授与式を一堂に会して開催でき、災害時には地域住民の避難所としても活用する。
1階にスポーツ健康科学に関する実験や実習を行える実験・実習室、授業やサークル活動などに幅広く利用できるスポーツ多目的室、卓球室、研究室、更衣室を配置。
2階に公式バスケットボールコート4面規模のメインアリーナ、これとつながり多目的に利用できる交流スペースとなるコミュニケーション・ラウンジ、3階に約1000席の観客席や各種トレーニング機器を備えたトレーニングルーム、ランニングコースを設ける。建設地は福岡市東区松香台2の460の2ほか。設計担当は梓設計。
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