2018年6月18日月曜日

【回転窓】今夜の夕食は…

連日熱戦が続いているサッカーワールドカップ(W杯)ロシア大会。サムライブルーの愛称で親しまれる日本代表の青いユニホームや、応援メッセージを街の至る所で目にするようになった。盛り上がりは上々のようだ▼W杯はサッカーの潮流が示される。前々回の南アフリカ大会でスペインが優勝した後は、パスをつなぐポゼッションサッカーが主流に。前回ブラジル大会の栄冠を手にしたドイツは、局面で個が相手を上回る「デュエル」の重要性を示した▼決戦に臨む日本代表は、大勢の裏方がサポートしている。その一人が帯同シェフの西芳照さん。東日本大震災が起きた2011年3月11日、西さんは後に福島第1原子力発電所の事故対応拠点となる「Jヴィレッジ」にいた。地震後に見た復旧作業に奮闘する建設業関係者の姿に触発され、地震から半年後に施設内の食堂を再開した▼西さんの帯同は4大会連続。決戦前夜はうな丼が定番という記事を読んだ。今夜の夕飯は決まったのだろうか。精を付け代表選手に日本のサッカーを世界に知らしめてほしい▼初出場から20年。サポーターの期待を背に受け、行け日本代表。

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