2018年6月12日火曜日

【小学生招き稲作体験イベント】大橋JCT換気所屋上で今年も米づくり

 首都高速道路会社が大橋ジャンクション(東京都目黒区大橋1)の換気所屋上に整備した自然再現緑地「おおはし里の杜」(敷地面積1100平方メートル)に、地元の目黒区立菅刈小学校の5年生55人を招いて稲作体験イベントを開いた。今年で8回目。

 藤井寛行代表取締役専務執行役員は「田植えはとても大切な作業。皆さんが心を込めて丁寧に植えると立派に育ち、秋にはいっぱいのお米が収穫できる。頑張ろう」とあいさつ。

 晴れ渡る空の下で児童らは、係員から稲の作付け方法の説明を受けた後、藤井専務執行役員や桜井順執行役員東京西局長らと田植えを開始。同社の若手社員や、同社OBらが設立したNPO法人「道と人のネットワークス」のメンバーなどの協力を得て、おおはし里の杜の一画に整備した田んぼ(敷地面積100平方メートル、地上31メートル)に稲を植えた。

 児童らは「田んぼの土が思っていたよりごつごつしていて面白かった」「みんなと田植えができて良かった」と普段は体験できない田植えを存分に楽しんだ。

 稲は千葉県産の「ふさこがね」を使用。粒が大きく、高所に吹く強風や冷夏にも強い品種とされる。昨年は25キログラムの米を収穫。12月の収穫祭で250個のおにぎりを作り、児童らで頬張ったという。

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