2018年6月18日月曜日

【都、工事内容の一部削減検討】東京体育館改修(渋谷区)、入札再公告へ

東京都は、参加者が集まらず入札手続きを取りやめた「東京体育館(30)改修工事」の再発注に向け、工事内容などの再検証に入った。

 当初の工事内容の一部を削減し施工の難易度を下げ、参加者の間口を広げる方向。2020年東京五輪の卓球競技の会場として19年内に改修を終える。

 工事場所は渋谷区千駄ケ谷1の17の1。SRC一部RC・S造地下2階地上3階建て延べ4万5303平方メートルの既存施設改修などを行う。

 東京体育館の新築工事は清水建設を代表企業とするJVが施工した。改修工事は元施工者以外の施工が技術的に困難で、入札参加が敬遠されるケースがある。5月に公告した1回目の入札は、参加申請がなかった。再発注では工期を厳守しつつ参加を促すため、五輪に影響がない範囲で工事内容を縮小する。

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