昨年出場したヨットの一大イベント「タモリカップ」のレース前 |
有志による東亜建設工業のヨット同好会。メンバーはOBを含め約30人(4月時点)で、「安全を最優先に海を楽しむ」をモットーに活動する。月に一度はクラブレースへ出場。ゴールデンウイークや盆休みなどの長期休暇を利用し、千葉県の房総沖や静岡県の伊豆沖でクルージングを実施している。
代表を務める村山潤さん(品質監査室担当部長)は、「もともとヨット部として1988年にスタートした。その年のソウル五輪ヨット競技に社員の出場が決まり、選手を応援することが設立の目的だった」と説明する。
今年も、恒例となった新入社員対象の体験セーリングとバーベキューを6月下旬に計画。8月上旬には静岡県・伊豆大島へのクルージングとレースにも出場する予定だ。活動状況は「TOA通信」というタイトルで、会員、OB、サポーターにほぼ毎月メール配信している。
「団塊世代の社員がいなくなると同好会員も激減してしまった。OBが元気なうちに、後継者を何とかしたい」と村山さん。ヨットに体験乗船できる「ゲストセーリング」を随時受け付けるなど、増員にも意欲を燃やす。「艇が老朽化し修繕と維持が大変。新艇は憧れです」とも話す。
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