大阪府や大阪市は26日、同市城東区森之宮付近に広がる「大阪城東部地区」の2022年度版まちづくりの方向性を決めた。28年春を目標時期とする同地区「1・5期」の事業として、大阪メトロが森之宮検車場に設置する新駅や、大阪公立大学森之宮キャンパス「A地区」の情報学研究科施設の民間活力による整備、同大学西側に広がる大阪メトロの用地「B地区」の開発、もと森之宮ごみ焼却工場「C地区」開発を新たに盛り込んだ。A地区とC地区について23年度早期にマーケットサウンディング(対話型市場調査)を行う。
新駅は同地区のアクセスを向上し、大阪メトロ中央線などの活性化にも役立てるため設置を決定。同地区を象徴し、インテリジェンス(知)と、イノベーション(革新)、新規事業を育てるインキュベーションを球体で表すイメージを想定している。森之宮キャンパスには情報学研究科を設置し、周辺施設との連携を深めるとともに、都市のシンクタンク機能や技術開発機能の強化を図る。
B地区(2ヘクタール)では、国際色のある業務・商業・宿泊・居住などの多様な交流・連携機能などを検討。大学との連携で新技術開発などを誘発する方針だ。
C地区(1・2ヘクタール)については「次世代型駅前空間」を計画。鉄道やバス、新しい交通・移動手段「スマートモビリティ」をつなぐ機能や水辺空間の更新、商業機能などの導入も見込む。
都市計画道路・豊里矢田線などの美装化も進める
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