日本工営は27日、ENEOSが静岡市で計画する次世代型エネルギー供給拠点の建設プロジェクト(清水次世代型エネルギー供給プラットフォーム建設工事)のうち、2024年度に供用を開始する施設の工事を受注したと発表した。EPC(設計・調達・建設)事業として、メガソーラーパネルや大型蓄電池を備えた次世代型エネルギー供給プラットフォーム関連施設の建設と、エネルギーマネジメントシステムの構築に取り組む。
次世代エネルギー供給拠点は、清水区の製油所跡地に建設する。電力供給を行うエリアの敷地面積は約4万2000平方メートル。日本工営が国内で手掛けるエネルギーマネジメント施設としては最大規模となる。24年4月から地産の再生可能エネルギー由来の電力を、周辺の公共施設などに供給できるようになる。災害時に自立的な電力供給を敷地内で継続できるようになり、地域の防災・減災への貢献も期待される。
24年度供用開始に向けた工事では、清水製油所跡地の自営線エリアにメガソーラーや大型蓄電池を建設する。近隣の病院や多目的ホールなどの公共施設、併設される水素製造施設向けの電力供給を可能にする。大規模停電などの非常時には電力系統から切り離し、自営線エリアで自立的な電力を供給できるようにすることで安定的に電力を確保する。
工事内容はメガソーラーパネルや大型蓄電池の設置、受変電設備など関連施設の建設や自営線の敷設、地域エネルギーマネジメントシステム(CEMS)の構築など。一部の業務は日本工営都市空間が行う。
source https://www.decn.co.jp/?p=149088
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