大成ロテックは10月31日、暑熱環境の緩和に実績がある保水性舗装の人体への効果を検証したと発表した。
ブロックタイプの保水性舗装を使って、被験者の人体生理量を実測して人に対する効果を検証し、通常のアスファルト舗装と比べ、皮膚温が1度程度低くなったことを確認した。
検証実験は岡山県立大学、信州大学、横浜国立大学、大阪産業技術研究所と共同で行った。
ブロックタイプの保水性舗装で路面温度や気温などの環境物理量に加え、皮膚温や発汗量、心拍数、代謝量などの人体生理量を実測。路面温度で20度以上、気温で2度、皮膚温で1度程度の低減効果があり、人体熱負荷量が明確に軽減されていること確認した。
ブロックタイプの保水性舗装は、歩道や広場、ビルやマンションのエントランスにも使用されており、同社は熱中症予防などで積極的な展開を図る考えだ。
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