東京都千代田区の飯田橋駅中央地区再開発準備組合は2023年度の本組合設立を目指している。JR飯田橋駅東口の前にオフィスや住宅が入る2棟総延べ約10万平方メートルの高層ビルを整備するプロジェクト。年度内にも都市計画手続きに入る。解体工事は24年度に着手し、29年度の再開発ビル完成を予定している。
計画地は飯田橋4の8の9、富士見2の6の5の一部(区域面積約1・1ヘクタール)。飯田橋駅東口と目白通りが交差する場所にあり、南側には商業施設「飯田橋ラムラ」が立地している。人通りが多い好立地にあるが、広場のような滞留できる空間の不足が課題になっている。
計画では敷地を北側と南側の2地区に分け1棟ずつビルを整備する。北側には延べ7万4400平方メートル、高さ約150メートルの高層ビルを建設。オフィスや商業機能を設ける。南側は住宅が入る延べ2万5500平方メートル、高さ約100メートルの建物を整備する。駅東口に面する敷地には地下空間を活用した立体広場を設け、回遊性を高める。災害時には帰宅困難者の受け入れスペースとして活用する。
飯田橋駅東口の周辺では複数の再開発計画がある。目白通りの南側にある飯田橋駅東地区では、昨年10月に都が再開発組合の設立を認可した。来年度にも延べ約4・6万平方メートルのビルの建設工事に着手する見通しだ。富士見二丁目3番街区では再開発準備組合、飯田橋3-9周辺地区では再開発協議会が活動している。
source https://www.decn.co.jp/?p=149850
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