コーナン建設(大阪市北区、原恭平社長)の相談役で、同社社長や会長を務めた原眞一(はら・しんいち)氏が11月25日に死去した。76歳だった。団体活動では日本建設業経営協会(日建経)会長などを歴任。中堅ゼネコンの立場から建設業界の発展に尽力した。葬儀は近親者で済ませた。後日、お別れの会を開く。
原氏は兵庫県出身で、1970年に甲南大学経済学部を卒業後、三洋電機を経て、76年にコーナン建設に入社した。専務営業本部長兼東京支社長や代表取締役副社長を経て94年に社長に就任。2018年に会長となり、今年6月から相談役を務めていた。
業界の発展にも力を注いだ。日建経では13年から21年まで会長を務めた。地域に根差した中堅ゼネコン同士だからこそ密に情報交換や議論を行えるという「日建経の強み」を最大限生していく方針を掲げ、会員メリットの向上などに取り組んだ。全国建設業協会理事や大阪建設業協会副会長も務めた。22年秋の叙勲で旭日中綬章を受章した。
懇親会などで困難な点も含めてざっくばらんに周りと意見を交わしていた。常に前向きな姿勢で周囲に元気を与える人だった。
from 人事・動静 – 日刊建設工業新聞 https://www.decn.co.jp/?p=169437
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