2024年12月4日水曜日

愛知県武豊町/公共交流拠点基本構想案、新庁舎・保険センターは33年度供用目指す

 愛知県武豊町は、「武豊町公共交流拠点基本構想案」を公表した。武豊中央公園南側の公共機能集積エリア内に老朽化した役場庁舎と保健センターを移転新築し、併せて民間提案施設などを整備することで住民が集い交流を育むエリアとするまちづくりを進める。このうち新庁舎と保健センターの公共施設は2033年度の供用開始目標を示し、25年度に基本計画の策定作業に入るとした。
 公共交流拠点の整備エリアは約5・4ヘクタール(半田消防署武豊支所のエリア除く)。計画では役場庁舎と保健センターは合築して敷地南側に配置。武豊港線から視認性が良い敷地北側には集客効果の高い民間提案施設を配置する。役場庁舎・保健センターと民間施設との人の流れをつなぐ交流施設も計画する。誰もが自由に利用できるフリースペースや天候に左右されず親子で遊べる屋内遊戯スペースなどの機能を想定しているが、公共・民間の施設的位置付けは未定。民間提案施設の内容によって今後、検討する。
 役場庁舎と保健センターの公共施設については今後の整備スケジュールも示した。25年度から基本計画の策定に入り、機能や規模、整備手法などを検討し27年度中に策定する。引き続き27年度に基本・実施設計をスタートする。30年度に着工し、33年度の供用開始を目指す。
 造成などの基盤整備は25年度から設計を進め、市街化調整区域内地区計画などの法的手続きの完了後に工事着手する。
 民間提案施設も並行して事業スケジュールや事業スキームなどの検討を進め、より良い官民連携手法の可能性を探っていく。




from 工事・計画 – 日刊建設工業新聞 https://www.decn.co.jp/?p=169463
via 日刊建設工業新聞

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