クレーンなどの重機を扱う金堀重機(福島県会津若松市、春田一真社長)は昨年11月、昭和から着続けていた作業着をリニューアルした。リニューアルに当たっては「作業着からの脱却」をコンセプトに、「ぱっと見のかっこよさと、当社の魅力を社内外にアピールできること」(担当者)を目指した。ワッペンや背面のプリントには65年にわたって継承してきた企業理念や、オペレーターとしての誇りが詰まっている。
ブルゾン左胸のワッペンは65周年記念に製作したもので、地域への感謝の気持ちを込めて「Thank you 65th of Business in Aizu」のメッセージを刻んだ。旧作業着は左胸に漢字で社名ロゴが書かれていた。新ユニホームでは背面にローマ字でプリント。社名の下には「最高の技術集団を目指す」という意味を込めて「ナンバーワン・オペレーター・チーム」の文字が入る。
現場の社員は「ナンバーワンである自分以外の社員が『ナンバーワン』と入ったユニホームを着るのはどうかと思う」と冗談を言いつつ、「ユニホームに表れた思いに恥じないように頑張りたい」と話している。
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