2021年3月19日金曜日

【整備局長賞は西濃建設・宗宮郷さんに】国土をつくる人写真展、入賞9作品決まる

中部地方整備局長賞を受賞した宗宮郷さんの「一点に集中」

  中部建設青年会議(山浦正貴会長)は17日、第9回「国土をつくる人」写真展の表彰式を名古屋市中区の名古屋銀行協会会館で開いた。今年は「まちを『つくる』『まもる』人たち」がテーマ。中部5県から390作品の応募があり、中部地方整備局長賞など9点が受賞作に選ばれた。式典では堀田治中部整備局長や山浦会長、各支部長から表彰状が贈られた。

 この写真展は、社会資本整備に関わる地元建設企業や現場で働く人々の姿を広く知ってもらうとともに、魅力ある地域建設業の育成を目的に2012年度から毎年開催している。

 表彰式で山浦会長は「写真のレベルも上がっている。今回は一般から学生にも参加していただき、建設業の魅力発信にもつながる。写真展を通じ建設産業の発展につなげたい」とあいさつ。堀田局長も「写真は言葉がなくてもビジュアルで訴える力がある。道路のメンテナンスに注目してもらった作品もあり、維持管理に光が当たった」と述べ、写真展は建設業の真の姿をアピールするいい機会だと振り返った。

 中部地方整備局長賞は宗宮郷さん(西濃建設)の「一点に集中」、中部建設青年会議会長賞は服部恵治さん(加藤建設)の「今の時代に人力運搬」と岡部竜典さん(中村建設)の「縁の下ならぬ水面下の力持ち」、建設産業再生賞は八木梨菜さん(豊川高校)の「作業中」などが選ばれた。受賞作品と応募作品は31日から4月5日まで、地下鉄東山線星ケ丘駅で展示する。

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