2021年3月25日木曜日

【開業予定は2023年春】Vリーグ・久光スプリングス、佐賀県鳥栖市に新練習施設

  女子バレーボールのVリーグ1部に所属する久光スプリングスの運営会社であるSAGA久光スプリングス(佐賀県鳥栖市)が、鳥栖市に建設する新たな練習施設の概要を公表した。メインアリーナやサブアリーナ、クラブハウスなどで構成し、規模はRC一部S造3階建て延べ約8600平方メートル。9月に着工し2023年春の開業を目指す。設計は安井建築設計事務所が担当している。

 新練習施設の建設地は市有地である鳥栖スタジアム第4駐車場(藤木町)。敷地は市から原則として無償で借り受ける。敷地面積は約1ヘクタール。

 建物は建築面積約6000平方メートル。メインアリーナはバレーボールコート3面規模で1440平方メートル。座席は固定744席、可動700席の1444席に加え、車いす席24席を設ける。床材には衝撃吸収に優れた国際基準のタラフレックスを採用する。

 バスケットボールコート1面、バレーボールコート2面規模のサブアリーナ、トレーニングルーム、クラブハウス、多目的室なども設ける。脱炭素の地球に優しいゼロエネルギービルを目指す。

 「世界へはばたく~SAGAから世界へ~」を基本コンセプトに世界レベルの女子プロスポーツの拠点としてだけでなく、ジュニアや中学生、高校生、九州各県のママさんバレーなどのスポーツ活動拠点とする。

 2月に基本設計を終え実施設計に着手しており、5月に実施設計を完了する。工事期間は9月から23年1月までを予定している。

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