2021年3月11日木曜日

【像を街の活性化に】西武・東久留米駅前にブラック・ジャック&ピノコ像完成

  東京都東久留米市と東久留米市商工会が西武池袋線東久留米駅西口に「ブラック・ジャック&ピノコ像」を設置した。同市で晩年を過ごした漫画家・手塚治虫の代表作品「ブラック・ジャック」の登場人物。設計・施工を手塚プロダクションが手掛けた。

 10日に除幕式が開かれ、並木克巳市長は「新型コロナウイルスからの復活の象徴にしたいと思い、病との闘いを描いたブラック・ジャックを題材に選んだ」と話した。

 東久留米市商工会の井田清治会長は「像を街の活性化に生かしたい」、手塚プロダクションの手塚真取締役は「父が強い愛着を持っていた東久留米の地に整備できてとてもうれしい」とコメントした。

 市は「市内にはブラック・ジャックに憧れて医療を志した方も多いと聞いている。コロナ禍で奮闘する医療従事者を勇気づけられる作品になったと思う」(市民部産業政策課)としている。整備費約1000万円は東京都の補助金と商工会の事業費で賄った。

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