2021年3月31日水曜日

【気球に乗って古墳群を一望】堺市古墳群観覧ガス気球整備・運行事業、優先交渉権者にアドバンスら2者グループ

  堺市は「堺市ガス気球整備及び運営事業」の公募型プロポーザルで、スキー場などを運営するクロスプロジェクトグループ(長野県白馬村)の子会社・アドバンス(兵庫県豊岡市)と栗生総合計画事務所(東京都文京区)のグループを優先交渉権者に決めた。

 事業コンセプトは「屋根のないミュージアムをめざして」。観光客らが仁徳天皇陵などの世界遺産「百舌鳥・古市古墳群」を上空から観覧できるガス気球用施設を大仙公園(堺区百舌鳥夕雲町2)に整備し、9月から運行する予定。

 同グループの提案によると、気球の高さを調節する機械の動きを外から見学できる気球施設の一つ「ウインチハウス」や離着陸場などを設ける計画。

 事業者は大仙公園にある堺市博物館の西側一帯に気球施設を整備するため、埋蔵文化財試掘調査なども行う。ゴンドラに乗った利用者は約120メートルの高さから同天皇陵の全容を見学できるという。テスト飛行は運行開始1カ月前に行う予定。

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