◇新会社は千載一遇のチャンス◇
前職の証券会社では、ITを活用して顧客に解決策を提案するソリューション業務に携わった。多忙な業務に追われる中、将来に漠然とした不安を感じるように。転職を考え始めたとき、普段利用している社会インフラを陰で支える建設コンサルタントの存在を知った。転職活動で見聞きした長大の社風に魅了され、2020年に入社を決めた。
建設コンサルの仕事は、橋梁や道路の調査・設計といった公共事業が大半を占める。入社前は代わり映えのしない「穏やかな仕事」を想像していたが、実際は違った。社会の変化を敏感に捉え、社業発展を目指して業容拡大に情熱を傾ける社員もおり、「過去からの継続だけではできない仕事」と再認識した。
金融機関で培ったファイナンスの経験を生かし、投資家向け情報提供(IR)業務を担当。10月1日付を予定する持ち株会社「人・夢・技術グループ」の移行業務を最優先に取り組んでいる。「誰もが経験できない千載一遇のチャンス」と語り、一段と気を引き締めて仕事と向き合う。
持ち株会社の発足後は「自社が果たす役割や魅力を広くPRする広報活動にも力を入れたい」と語る。毎日の仕事を自分が成長できる「学びの場」と捉えている。多くの業務を経験し、「一日も早く会社に貢献したい」と意欲を燃やしている。
(アシスタントマネージャー、のだ・としえ)
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