2022年5月20日金曜日

ホリプロら/川崎駅西口市有地活用施設が着工、23年秋開業へ

 大手芸能事務所のホリプロ(東京都目黒区、堀義貴社長)と、建築設計などを手掛けるスピーク(東京都新宿区、林厚見・吉里裕也共同代表)の2社グループが、JR川崎駅西口大宮町地区の川崎市有地を利活用して整備するエンターテインメント施設の建設工事に着手した。音楽ホールや多目的スペース、屋上広場などを備える。設計・工事監理はスピーク、施工は青木工務店が担当する。2023年秋ごろのオープンを目指す。
 建設地は幸区大宮町1の13ほか(敷地面積1027平方メートル)。施設は4階建て延べ約1580平方メートルの規模。計画によると音楽ホール「グリーンアートシアター」など大小二つのホールを設ける予定。コンサートや講演会といった大規模イベントからダンス教室まで幅広い催しに対応できるようにする。
 屋上を階段状にして緑化し、市民が楽しめるようにする。隣接する街区とペデストリアンデッキで接続。JR川崎駅などからのアクセス性も高める。災害時には一時避難場所としてホールを開放。防災備蓄倉庫も設置する。
 川崎市は緑化を視野に入れ開発を保留していた同地区の活用方針を20年7月にまとめ、事業者を公募した。同グループを事業者に選定し、21年2月に基本協定、同5月に定期借地契約を締結した。借地期間は43年3月31日まで。



source https://www.decn.co.jp/?p=142719

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