大阪府は本年度、枚方市と高槻市を結ぶ淀川をまたぐ新橋梁「都市計画道路牧野高槻線橋梁」の詳細設計に着手する予定だ。設計者を決める手続きを始める時期は検討中。設計期間は2カ年を見込む。橋梁中央部の幅員は26・3メートルで、橋梁形式は鋼7径間連続少数鈑桁橋(延長370メートル)と鋼6径間連続鋼細幅箱桁橋(460メートル)で計画。国に河川占用許可申請協議を行い、事業用地取得が順調に進めば、2024年度に工事着手し、29年度の完成を見込んでいる。
現在、枚方市と高槻市を結ぶ道路橋梁は国道170号大阪外環状線枚方大橋だけで、特に朝夕は渋滞が頻発している。そこで府は都市整備中期計画に牧野高槻線淀川渡架部の新規着手を位置付け、20年2月に新橋梁を含む主要地方道枚方高槻線(都市計画道路牧野高槻線)道路改良事業と関連道路改良事業の実施を決めた。
昨年12月に事業用地と民有地の境界を確定するための地元説明会を開催し現在、境界確定作業を進めている。
「主要地方道枚方高槻線(都市計画道路牧野高槻線)土質調査委託」(ソイルシステム〈大阪市東成区〉)と「主要地方道枚方高槻線(都市計画道路牧野高槻線)土質調査委託(その2)」(興亜開発〈堺市北区〉)も行われている。
17年4月に「都市計画道路牧野高槻線橋梁予備外設計委託」を三井共同建設コンサルタント(東京都品川区)に委託した。
source https://www.decn.co.jp/?p=142369
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