2022年5月27日金曜日

沖縄・運天港軽石大量漂着/国交省の除去活動が進展、6月9日まで活動

 海上に浮遊した軽石が沖縄県などの港湾や海岸に漂着している問題で、国土交通省による回収活動が進展している。沖縄県の本島北部に位置する「運天港」(今帰仁村)では1月以降、県と連携した軽石対策を展開。砂利採取運搬船やバックホウなどを使い、9日までに約5万m3を除去した。国の活動期間は同日までの予定だったが、港内に依然軽石が残っている状況を踏まえ、6月9日まで活動を延長する。
 運天港は湾口が細長く内海が広い。内海に入り込んだ軽石が自然に出て行かず、県が対応に苦慮していた。国交省は県の要請を受け、昨年12月に港湾管理の代行を開始。1月には直轄による除去活動にも乗り出し、同月中に離島フェリーの運航を正常化させた。
 軽石の漂着は落ち着いたが、現在も続いているという。海洋研究開発機構(JAMSTEC、大和裕幸理事長)によると、当面は沖縄・鹿児島両県近海の広範囲で漂流を続ける見通しだ。



source https://www.decn.co.jp/?p=142935

0 コメント :

コメントを投稿