半導体製造装置メーカーの国内最大手、東京エレクトロンは宮城県大和町に開発施設を建設する。製造子会社である東京エレクトロン宮城の工場敷地内に、全免震構造のS造3階建て延べ約4万6000平方メートルの建物を整備する計画だ。設計・施工予定者は大成建設。建設費は約470億円(関連設備含まず)。2023年春の着工、25年春の竣工を目指している。
建設地は大和町テクノヒルズ1。東京エレクトロン宮城本社工場は6棟の建物がある。駐車場などのスペースを活用し開発棟を建設する。建物は装置の納入先である半導体工場と同様の環境を整えるため、高い空気清浄度を再現するクリーンフロア、直下の階に電源などの機械設備を配置する補機エリアを設ける。実験スペースのフロアと合わせ3層構造になる。
東京エレクトロンは技術開発力を強化し、拡大している半導体市場の需要に対応。顧客が求める機能を備えた製品を提供していく。
source https://www.decn.co.jp/?p=142560
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