2022年5月6日金曜日

JS/研修センター新寮室棟完成、研修生のプライバシー確保と交流実現

 日本下水道事業団(JS)は4月27日、埼玉県戸田市の研修センターで新寮室棟の完成披露会を開いた。森岡泰裕理事長は「新寮室棟は宿泊部屋が個室で、学習室は4人1部屋となっている。プライバシー確保と研修生同士の交流の両面が実現するよう工夫した」と施設概要を説明。来賓の伊田恒弘埼玉県下水道局長は「素晴らしい環境とともに、より充実した研修を期待している」とあいさつした。
 研修センターの所在地は下笹目5141。新寮室棟は建築面積が766平方メートルで、RC造5階建て延べ2800平方メートルの規模。設計は昭和設計、施工は佐藤工業・スミダ工業JVが担当。2月末に竣工した。
 新寮室棟は増加する女性研修生が利用しやすいよう配慮し、防犯性を確保できる上層の4階を女性専用フロアとした。宿泊部屋は男性用の寮室も含め全体的に個室化を進めた一方、研修生同士の交流を促すために談話ラウンジや多目的ルームも設けた。
 日射を抑制する木製ルーバーを外壁に使い、環境面にも配慮。基礎構造には免震装置「球面すべり支承」を採用し、災害時でも安全な環境を整えた。



source https://www.decn.co.jp/?p=142300

0 コメント :

コメントを投稿