機械機器の製造を手掛ける日東工器(小形明誠社長)は、福島市の福島おおざそうインター工業団地に新工場建設を計画していると11月29日に発表した。同社製品を生産するグループ会社メドテックと白河日東工器の老朽化した工場建屋を集約する。新工場はS造3階建て延べ1万9934平方メートルの規模を想定。2023年7月に着工し24年10月末の完工を目指す。投資額は約112億円を見込んでいる。
新工場の所在地は福島市大笹生宮ノ下1の1ほか(敷地面積2万8183平方メートル)。市の公募で用地を購入する取得計画を11月29日の取締役会で決議した。事業内容は建築機器(ドアクローザー、電動ドライバー、機械工具など)の製造。自動倉庫や遠隔操作などスマートファクトリーを実現し安全で働きやすい職場や生産の省力・省人化や効率化に取り組む。新工場の稼働開始は25年4月を予定。
太陽光発電や地中熱を利用し脱炭素化にも取り組む。コンセプトは周辺の景観に配慮した「魅せる工場」。設計者は非公表。施工者は23年春ごろに決める。
計画に伴い山形市のメドテックと福島県白河市の白河日東工器は統合する。
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