さいたま市浦和区の浦和駅西口南高砂地区再開発組合は17日、再開発ビルの起工式を同区の調神社で開いた。事業費約670億円を投じ、2棟総延べ約10万平方メートルの再開発ビルを建てる。特定業務代行者を務める前田建設・タカラレーベン・斎藤工業(さいたま市浦和区)JVのうち、前田建設と斎藤工業が本体工事を担当している。2026年6月の完成を目指す。
「浦和駅西口南高砂地区第一種市街地再開発事業」の計画地は高砂1丁目と2丁目にまたがる約1・8ヘクタールの敷地(建築面積8449平方メートル)。JR浦和駅の南西に位置する。参加組合員は野村不動産、三菱地所レジデンス、大和ハウス工業の3社。
再開発ビルはRC造地下2階地上27階建て塔屋3階の「西棟」と、S・SRC造地下2階地上6階建ての「東棟」の2棟構成。総延べ面積は9万9700平方メートル。西棟は共同住宅525戸が入る。東棟は商業施設を配置し、「市民会館うらわ」も移転する。設計は安井建築設計事務所・前田建設JV。
同日の式典には事業の関係者らが参加し、工事の無事完成を祈った。再開発組合の関係者は「浦和の街にふさわしく、地域住民に期待してもらえる施設にしたい」と話した。
□阿部義則統括所長(前田建設)の話
「長い年月をかけて着工にこぎ着けることができた。近隣住民らに配慮して工事を進めたい」。
source https://www.decn.co.jp/
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