ヒューリックと竹中工務店ら4社は17日、大阪市中央区で計画する「(仮称)心斎橋プロジェクト」の建設工事に着手したと発表した。オフィスやホテル、商業施設が入る延べ約4・6万平方メートルの高層ビルを整備する。基本設計は日建設計・竹中工務店JV。竹中工務店が実施設計と施工を担う。2026年2月の完成を目指す。
事業者はヒューリックと竹中工務店のほか、Lキャタルトンリアルエステートとパルコの共同出資会社「心斎橋開発特定目的会社」、JR西日本不動産開発の4社。総事業費は約700億円程度を見込む。
建設地は南船場3の8の4ほか(地名地番、敷地面積3289平方メートル)。御堂筋と長堀通に面する交差点の一角に位置する。ヒューリックが所有していた「心斎橋プラザビル」と「心斎橋フジビル」の跡地を再開発する。
ビルは地下2階地上28階建て延べ4万6241平方メートルの規模になる。高さは約132メートル。制振構造を採用する。低層部に高級ブランドを想定したメゾネット型の商業施設、オフィスを中層部に設ける。高層部にはヒューリックが運営する「ザ・ゲートホテル」を開業する。約220室の客室を設け、最上階には大阪を一望できるルーフトップバーを整備する。
地下2階で心斎橋駅と直結し、交通利便性を高める。太陽光発電や自然換気なども導入し、環境に配慮した施設を目指す。
source https://www.decn.co.jp/
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