2023年1月25日水曜日

東京・葛飾区/私学事業団から敷地6・8万平米取得/新小岩駅近くにサッカー場建設

 東京・葛飾区が、日本私立学校振興・共済事業団(私学事業団)が保有する約6・8万平方メートルの土地を取得するための協定を近く締結する。JR新小岩駅に近接する土地を活用し、サッカーJリーグが定める基準に応じたサッカースタジアムの建設を視野に入れる。2023年度の当初予算案に関連費用を計上する方針で、9月の区議会定例会に議案を提出する。24年3月に土地を取得する予定だ。  取得する土地は私学事業団の総合運動場。所在地は東新小岩1の113の7~8、280の1(地名地番、敷地面積6万8103平方メートル)で、JR新小岩駅の東側に位置する。  施設規模や整備費などは未定。ただ、同区を本拠地とするサッカークラブ南葛SCがJリーグ1部(J1)に昇格するのを見据え、スタジアム基準で定める「入場可能数1万5000人規模」が妥当としている。国内のスタジアムなどを参考に建設コストは約130億~150億円、維持管理・運営費を約2・9億~3・3億円と試算している。  葛飾区は2月7日に公表を予定する23年度当初予算案に土地の取得費などの関連予算を計上する予定。東京都の産業連関表を基に算定した施設建設時の経済波及効果は約316億~364億円と予想する。人気サッカー漫画「キャプテン翼」で町おこしを目指す同区はスタジアムを通じ、さらなる地域振興を狙う。

取得する総合運動場の位置

source https://www.decn.co.jp/

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