寒空の下で肉を味わうイベントが21日、秋田市内で開かれた。秋田駅前のにぎわい創出を目的にJR東日本秋田支社が毎月第3土曜日に行う「エキマエ、はじまる。さんど市」の一環▼アウトドア愛好家らの秋田なまはげバーベキュー協会が主催し、「極寒焼肉フェス」と銘打って参加者を募集した。1度ほどの気温の中、万全の防寒装備で比内地鶏や秋田由利牛などを食べてもらったという。2月のさんど市はかまくらをテーマにすると聞いた▼真冬を楽しむ話題が目立った先週から様変わりし、日本列島の広い範囲が強い寒気に覆われた。危機感を込めて気象予報サイトが「10年に一度の強烈寒波」と報じ、気象庁は厳重な警戒を求めている▼暴風雪が相次いだ2013年には、子供を寒さから守ろうとした親が亡くなるなど痛ましい事故が相次いだ。強すぎる寒気の影響は26日まで続く見通し。暮らしも企業活動でも災害級の対応が必要になる▼各地の地域建設会社が厳しい環境下で除雪や待機行動を続けている。社長が自ら重機を運転している社もある。地域の守り手の対応に感謝するとともに作業の安全を心から願いたい。
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