2023年1月16日月曜日

政府/インフラメンテ大賞表彰式開く、国交大臣賞に大林組など3者

 政府は第6回「インフラメンテナンス大賞」の表彰式を東京・霞が関の国土交通省で13日に開いた。インフラの点検や補修といったメンテナンスに関する産学官の優れた取り組みを表彰。計195件の応募から37件を選出した。インフラを所管する7省(国土交通、総務、文部科学、厚生労働、農林水産、経済産業、防衛)ごとに、斉藤鉄夫国交相ら各省の代表者が最優秀賞に当たる大臣賞などの受賞者に表彰状を手渡した。  冒頭、斉藤国交相は「小規模な地方自治体は体制や予算に制約があり、予防保全への本格的な転換が不十分な状況もある。点検や修繕などの幅広い場面で、新たな技術を積極的に導入していくことが重要だ。今回受賞された優れた取り組みや新技術の活用を促進し、持続可能なメンテナンスの実現に向け、しっかりと取り組みを進めていく」と話した。  国交大臣賞には松江市上下水道局の「文化財に指定されたダムの堤体PS(プレストレス)アンカー工法による耐震補強工事」、岩手県県土整備部道路環境課の「高校生との協働による道路インフラメンテナンスの取り組み」、大林組の「圧入施工が可能な超高耐久性モルタルによる補修技術(スリムフローグラウト工法)の開発」を選定した。

松江市上下水道局
岩手県県土整備部道路環境課
大林組(それぞれ写真中央が斉藤国交相)
source https://www.decn.co.jp/

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