2023年1月16日月曜日

九電と西部ガス出資の合同会社/LNG発電所に着工、設計・施工は三菱重工業JV

 九州電力と西部ガスが出資するひびき発電合同会社(北九州市若松区)は北九州市に計画するLNG(液化天然ガス)を燃料とした発電所「ひびき発電所」の新築工事に三菱重工業・三菱電機JVの設計・施工で着手した。10日に工事を開始した。2025年度末の営業運転開始を目指す。  建設地は北九州市若松区向洋町38の5のひびきLNG基地の隣接地。出力は62万キロワット(1基)。発電方式は二酸化炭素(CO2)排出量が少ない、ガスタービンと蒸気タービンを組み合わせた高効率の発電方式であるガスタービンコンバインドサイクル方式を採用する。水素などのカーボンフリー燃料の活用を視野に入れた設備とする。建物規模は総延べ約10万平方メートル。  事業主体の合同会社は22年4月に設立。発電所の建設により「2050年カーボンニュートラル」の実現に向け、九州地域の発電設備の低・脱炭素化に努めるとしている。

LNG発電所の完成イメージ(報道発表資料から)

source https://www.decn.co.jp/

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