2023年1月5日木曜日

三菱地所、TBSHD/赤坂二・六丁目地区開発(東京都港区)、施工は鹿島と大林組に

三菱地所とTBSホールディングス(HD)は、東京都港区で進める「赤坂二・六丁目地区開発計画」で、2棟の新築ビルの施工者を決めた。延べ約17万平方メートルの東棟は鹿島、延べ約4万 平方メートルの西棟は大林組が施工する。2棟とも11月に工事に着手し、西棟は2028年4月、東棟は同11月の完成を目指す。設計はいずれも三菱地所設計が担当している。
国際新赤坂ビルなどを現在地で建て替える。計画地は赤坂2の14ほか(敷地面積1万4200平方メートル)。東京メトロ千代田線赤坂駅に直結する。既存建物は「東館」(延べ4万7863平方メートル)と「西館」(延べ3万3298平方メートル)の2棟で構成。大林組が解体工事を進めている。
両ビルの跡地に1棟ずつ新たなビルを整備する。東側にはS・SRC造地下4階地上40階建て塔屋1階延べ約16万9500万平方メートル、高さ約220メートルの超高層ビルを整備。主な用途はオフィスで、低層部に商業施設を配置する。赤坂に集積するエンターテインメント関連企業が、ベンチャーとの連携を深めるインキュベーション施設も設ける。
西側には地下3階地上19階建て塔屋1階延べ約3万8500平方メートルの規模のビルを建設する。高さは約110メートル。低層部に約1・1万平方メートルの劇場・ホールを配置。約1・2万平方メートルのホテルを中高層部に設ける。
東京メトロと連携し、赤坂駅との回遊性を高める。両ビルの地下2階から地上部にかけては、駅に直結する約4900平方メートルの広場空間を整備。定期的にイベントを開催し、にぎわいを創出する。21年11月には国家戦略特別区域計画の認定を受けている。

東棟〈左〉と西棟の完成イメージ(21年11月の報道発表資料から)

source https://www.decn.co.jp/

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