2023年4月13日木曜日

岐阜県土岐市/泉北部レクリエーションゾーン活用事業、民活導入視野に手法検討

 岐阜県土岐市は、泉北部レクリエーションゾーン活用事業の基本計画書をまとめた。地域資源の活用や新たな交流人口の発掘を目指し、キャンプ場や宿泊施設、イベント広場、コワーキングスペースなどレクリエーション活動の拠点を整備する。官民連携も視野に入れており、整備手法が固まれば設計などの業務に入りたい考えだ。当初予算に約2億1000万円を新規計上している。2025年度の一部供用を目指す。
 対象エリアは、中央自動車道土岐ICの北側市有地。少年支援の家や市営キャンプ場として利用していたが、いずれも廃止。現在は地域住民の散策エリアになっている。市は約90ヘクタールの森林エリアを対象に活用可能な平場を洗い出し、約3・7ヘクタールが有効活用できるとした。
 計画では、▽観光案内・体験提供・物販▽コワーキングスペース▽イベント広場▽公園空間・散策路▽キャンプ場・宿泊施設▽アクセス道路・インフラ・駐車場-の機能を整備する方針を示し、まず観光案内や物販、カフェ、コワーキングスペースが入るセンター棟、オートキャンプサイト(2カ所、計80サイト程度)、トレーラーハウスサイト、駐車場などを整備するとした。
 市は、建物や敷地造成、駐車場の設計費に約2億1000万円を計上。第1四半期中に委託する予定だったが、民間活力導入も検討中。このため、事業手法を早期に固め、設計の委託方法や整備スケジュールなど改めて調整する考えだ。



source https://www.decn.co.jp/?p=151987

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