2023年4月13日木曜日

諫早市長野土地区画整理、諫早市が6月に都計決定・年内にも造成工事着手/準備組合

 諫早市長野土地区画整理準備組合(長崎県諫早市、八江利春理事長)が同市長野町で計画する土地区画整理事業について、市が6月をめどに開発に必要な都市計画を決定する見通しとなった。核テナントはイズミ(広島市東区)が建設する大型商業施設で、2026年度の開業を目指す。準備組合は都市計画決定後、早期に本組合へ移行。施工者の選定を経て、年内にも造成工事を始める。
 区画整理事業の施行予定区域は島原道路の長野ICに隣接する約19・4ヘクタール。大半が開発を抑制する市街化調整区域に指定されている。市は準備組合が提案した地区計画案を都市計画決定し、商業施設などを整備できるようにする。地区計画案の縦覧を17日まで、市役所別館の都市政策課で実施している。5月に市の都市計画審議会に諮問する予定。
 対象地の地権者は個人・企業の51者。イズミは土地の一部を所有するため地権者として準備組合に加わり、事業協力者も兼ねている。事業コンサルタントは拓研コンサルタント(福岡市早良区)が担当。総事業費は40億円を超える見通し。対象地は、▽商業地区約7・9ヘクタール▽業務地区A約8・5ヘクタール▽同B約0・3ヘクタール▽住宅地区約2・7ヘクタール-の四つのエリアに分けて整備する。
 イズミによる大型商業施設「ゆめタウン諫早(仮称)」は、同社が手掛ける商業施設としては九州最大級の規模を目指している。シネマコンプレックス(複合映画館)も併設する。当初は25年度の開業案を示していたが、建築期間などを踏まえて26年度を目標とする方針を11日の決算会見で発表した。商業施設の設計・施工は未定。



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