大阪府和泉市は、設計・施工一括(DB)方式で行う「(仮称)富秋学園整備事業」の公募型プロポーザルを公告した。現富秋中学校敷地(富秋町2の2の89)で、池上小(池上町3)と幸小(幸2)を統合した義務教育一貫校を整備する。2027年度の開校を予定。提案上限額は69億1700万円(税込み、以下同)で、うち設計費が2億9900万円、工事費が65億3200万円。事業期間は28年3月31日まで(提案により短縮可能)。
参加表明に先立ち、18日まで教育委員会教育・こども部学校園管理室で現地確認の参加申し込みを受け付ける。現地確認は24日~5月8日に行う。26日~5月9日に参加表明書、同30日~6月9日に技術対話の申し込みを受け付け、同19~23日に順次対話を実施する。9月4~11日に技術提案書を受け付け、プレゼンテーション審査を踏まえ10月下旬に選定結果を通知する。12月市議会の議決で規約を結ぶ。
業務範囲は基本・実施設計と施工、工事監理。参加形態は▽単体▽代表企業と設計企業で構成する2者JV▽代表企業と市内企業、設計企業で構成する3者JV-のいずれか。参加資格は単体と代表企業は建築一式工事の総合評定値(P点)1500点以上であること。業務別の要件は、08年度以降に学校施設(延べ5000平方メートル以上)の建築工事で▽設計▽施工▽工事監理-の元請実績がそれぞれあること。
対象地の敷地面積は約4ヘクタール。新校舎の規模は3階建て延べ約1万1750平方メートルを想定し、生徒数は9学年で600~800人を見込む。
工事は▽既存特別教室棟・講堂の解体▽新校舎建設▽既存体育館・普通教室棟・管理棟の解体▽グラウンド整備I期▽グラウンド整備II期-の5段階に分けて行う。
23~24年度に基本・実施設計と一部既存棟の解体を進める。25~26年度の新校舎の建設工事を経て27年度に開校した後、残りの既存棟を解体、グラウンド整備を行い事業を完了する。
source https://www.decn.co.jp/?p=151953
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