2023年4月19日水曜日

神宮外苑地区再開発(東京都港区、新宿区)/第二球場解体に着手、施工は安藤ハザマ

三井不動産ら4者が、神宮外苑地区(東京都港区、新宿区)で計画する再開発事業が本格始動した。事業予定地に立つ明治神宮第二球場やゴルフ練習場を含む既存施設の解体工事が3月に始まった。施工は安藤ハザマが担当し、2024年4月末に完了する予定だ。再開発事業では神宮球場や秩父宮ラグビー場などを建て替え、総延べ約55万平方メートル超の施設群が誕生する。
再開発事業は三井不、伊藤忠商事、明治神宮、都市再生機構が計画する。計画地は新宿区霞ケ丘町3の1(敷地面積2万8381平方メートル)。東京メトロ銀座線外苑前駅から徒歩約7分に位置する。解体するのは神宮第二球場とゴルフ練習場などで、規模はRC・S造4階建て延べ約1万平方メートル。解体後の跡地にラグビー場棟(延べ約7万6700平方メートル)を新設する。
第二球場とゴルフ練習場に続いて解体する秩父宮ラグビー場の跡地にホテルを併設した野球場(延べ約11万5700平方メートル)を建設する。伊藤忠商事の本社ビルなどが入る高層オフィスビル2棟(総延べ約34万平方メートル)も計画する。高さは約185メートル超を見込む。25年3月に新築工事に着手。35年11月の全体完成を目指す。総事業費は約3490億円を見込む。

全体の完成イメージ(報道発表資料から)
解体着手した明治神宮第二球場(18日撮影)
source https://www.decn.co.jp/

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