給食にプラスチックのストローを使わずに飲める牛乳パックを使う学校が急速に増えていると聞いた。メーカー側の環境配慮の取り組みと、環境教育の一環としてプラスチックごみを減らしたい学校側の考えが合致し、普及が進んでいるようだ▼手を使わずに飲み口が広げられる仕様となり、感染症対策など衛生面からも導入に意欲的な学校や自治体が多いそう。パックを供給する大手製紙メーカーによると、既に採用している東京都や千葉県で供給エリアが広がり、2023年度に神奈川県や大阪府の一部でも利用が始まった▼子どもが通う小学校は新年度の給食が10日に始まった。進級のお祝いに、初日の献立は赤飯やすまし汁と共にストローなしの牛乳が並んだ▼入学したばかりの新1年生はしばらく半日で下校するため、給食が提供されるのは17日から。初めての給食は栄養士や調理員の話し合いでカレーに決まったという▼学校の「給食だより」がカレーと相性のいい飲み物に牛乳を挙げていた。「食べることは生きること」とメッセージを添えて。栄養と衛生に配慮された給食を残さず食べ、健やかに育ってほしい。
source https://www.decn.co.jp/
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